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ポータブル赤道儀の自作 [天体]

赤道儀に望遠鏡のせてUSBカメラつけてパソコン画面を見ながらガイドするってのがどうにも大げさで、持ち運びに苦労するので、お手軽撮影用の赤道儀もどきを作ってみた。アマタの諸先輩方々のweb記事を参考にさせていただいて、やっぱり蝶番tanθ型が簡単確実ということで採用しました。

ホームセンターで幅9cmで14mm厚の板を買ってきて加工。蝶番取り付け。

三脚に取り付けるところのクイックシューは45mm角に切った板をカンナで削って作りました。蝶番と反対側に木ネジでがっちり止める。

 

ここまでできたところで三脚に乗せて、ヒンジの具合を見る。なかなか調子がよろしい。「マッチ一本火事の元。カン、カン。」なんてやると、子供にオオウケ。遊んでる場合(?)じゃないぞ、早くしないと日が暮れてしまう。

二枚の板を押し開いていく仕組みはこんな風に作りました。M4のネジの先に袋ナット。鉄板にヤスリで6角の穴をあけてナットを叩き込み、エポキシで固定。それをネジ止め。ヒンジの中心とこの袋ナットの先端の距離を、160mmにしておくのが重要。なぜなら、M4のネジのピッチが0.7mmなので一分間にネジを一回転させると、ちょうど1時間に15度のペースで動くようになるから。袋ナットを受けるところは、何かいいモノないかと家中探し回って、使い古しのボタン電池を両面テープで貼り付けてみた。

 

ここで再度三脚に取り付けて調子を見る。なかなかよろしい。しまった。日が暮れてしまった。極軸望遠鏡代わりに適当なパイプを取り付けた。こんなもので十分でしょう。ヒンジを動かしてもパイプの中に同じ方向が見えるように軸をあわせておく。

 

さて、このツマミをどうやって毎分一回転のペースで回すか。やっぱりここはレガシーにアナログ時計を貼り付けて、秒針が常に一定の方向を向くように回し続けるのが簡単だと。トイレに置いてあった置時計のムーブメントをちょっと失敬して両面テープで貼り付ける。

とするとヒンジを東にしてネジを反時計回りにまわして、2枚の板の間隔を徐々に閉じるように動かすってことだな。

 

マグライトの電球を赤いセロハン(カッパえびせんの袋)で包んで、赤ライト作成。これで時計を照らしながらツマミを回す。

 

早速試してみた結果。とりあえず2分やってみました。へー、結構点になってます。標準ズームの18mm, F22, ISO-400, 124秒です。

下は同じ条件で固定撮影。2分でこのぐらい流れます。

いけてます。

85mmに付け替えて、がんばって6分ほど回してみましたがこれはつらい。ついつい三脚に触ってブレちゃうし、肩凝ります。

 EOS Digital Kiss N, 85mm, F5.6, ISO-100, 394秒,  2006/01/09 0:01, 手動ガイド

そのうち電池駆動に改造してやろう。あとは暗い夜空さえあれば。


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genkidayo

ポータブル赤道儀の製作記事、とても参考になりました。
季節は冬モードで寒くなってきましたが、オリオン座が
目立つ頃になりました。早速、同じ方法で作成にトライして
デジカメで撮影にトライしてみようと思っています。
ありがとうございました。
by genkidayo (2009-12-11 23:56) 

katabami

genkidayoさん、コメントありがとうございます。
どうぞやってみてください。
この形状はつまみを回す姿勢がつらいのが難点ですね。

by katabami (2009-12-12 22:44) 

popo

ラジコンのサーボで電動しちゃう
by popo (2010-01-10 14:41) 

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